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せいぶ館

ベトナムから帰って。「オペラ座の怪人」 an

 ベトナム稽古初の時間に、大怪我をした!

 相変わらずの元気な若者たち、私も、チョットハッスル気味。投げられて、飛
んだ時に踵が、ガーン、顔に当たった。早く氷で冷やさなくては、、。
 打撲やと思い、そのまま大丈夫と思ったけれど、鏡で自分の顔を見た時、ボク
シングの、ノックアウト寸前の腫れようにビックリして、念の為、病院に行く事
にした。

 ホアさんの単車に、私が真ん中に乗り、チュックが、後の3人乗りで。近くの
救急病院は、眼科がなく、タクシーで、大きな病院へ行く事になる。

 そこは、すごく広い敷地で、新しく建てている所もあるし、古い建物もあるし、
どこかの、大学みたいな、感じ、軍隊の病院だった。車椅子に乗せられて、まず、
レントゲン。 すぐに、結果が、分り異常なし。次は、車の中に、ストレッチ
ャーがあり、そこへ寝て広い敷地内を移動。眼の視力検査をし、次に眼球検査。
右向いて、左向いて、、これが、さっぱり分らず、チュックの通訳に助けられて、
無事終わり、コンタクトレンズを、取り出して、眼を洗ってはい終了。

 でも、まるで、お岩さん。日本語の勉強をしてるチュックも、さすがに、お岩
は知らない。幽霊、幽霊なんよ。これは、わかってくれた!

 お陰さまで、たいしたこともなく皆の所へ戻り、熱いフォーを、口に入れた時
は、ほんとにほっとした。  若い子たちは、食べる事もせずに、私の薬の飲み
方を、日本語に書き直してくれた。いたれり、つくせり。

 あくる日は、クチトンネルの観光だったので、私は、やめて、ホテルで休息。
消炎鎮痛剤(パテックス)を、顔に貼って、冷やす。鏡に浮かび上がる我が顔が、
恐ろしく、びくっとしてしまう。オペラ座の怪人の、悲しい気持ちが、ひしひし
と感じられた。

 ホアさんが、眼の周りに塗るといいからといって、熊の胆を、持ってきてくれ
た。ベトナムの酒で、薄めて、ペタペタ、日に4回。
 お陰で、ぐんぐん良くなり、子供のクラスは、稽古をした。受けは取らないで、
投げるだけ。子供達が、私の顔を覗き込んで、色んな反応、、、。結構面白かっ
たよ。

 その土曜日、真理ちゃんも、眼を怪我した。又病院へ、、。支払いが、大変だ
と、覚悟をしていたけれど、なぜか、20万ドンで済んでいる。私のは、もうチョ
ット、高いやろうけど、チュックが、安いから、心配しないでと言う。なんとま、
そんな具合で、今、無事に、神戸にいる。今週からは、稽古も、普通に出来そう。
 
 ホアさんはじめ、感謝道場の皆には、ほんとにお世話になりました。 温かい
おもてなしに、お気遣い、有難うございました。感謝の気持ちで一杯です!
      2月24日    

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