合気道 神戸せいぶ館|合気会|笑顔があふれる楽しい道場

神戸
せいぶ館

審査の作文

yak
 今回初段の審査を受けさせていただき、何とか合格することができました。
 初段を取るまでとても長かったです。1級取得から1年半もあいてしまい不安でしたし、大学の同期達が初段を取っていく、又は一級まで取得して辞めていってしまう中で地道に稽古をしていくのは少しつらいところがありました。私は取りがあまり好きではなくて、どちらかというと受けが好きでした。審査では取りが見られるので技を相手にしっかり効かすことにも苦労しました。
 私は合気道を始めた時から受けが本当に好きです。始めて1.2ヶ月は取りをしても全然効かないし技は覚えられないし、周りには同い年でもう初段を取っている子達もいるしであまり稽古を楽しめていませんでした。でも先輩方の技の受けをとっていくなかで色んなものを盗み、入り身投げ裏は一回膝ついていくとかっこいいんだなとか、前回り受けはとった後に相手の方を向くほうがかっこいいなとか、天地投げは普通に後ろ受け身をとってもいいけど後ろに前回り受けをとったほうが綺麗だなとか日々上手な人から盗んでいき自分のものにしていくことが楽しかったです。
 今も上手な人から良いところを盗んでいく日々ですが、大学の後輩達にも私から何かしら盗んでいってもらえたら幸せだなと思いますし、盗んでもらえるように上手になっていきたいと思っています。あと3ヶ月ほどで兵庫県から出ていってしまいますが、残りの期間も楽しんで稽古していきたいです。

fut
この度初段に昇段させていただきました。一緒に稽古してくださったり、ご指導してくださったり、応援してくださったりするみなさんのおかげです。いつもありがとうございます。
今回の審査は今までと比べものにならないほど緊張しました。体力を温存しといた方がいいかもなとも思ったのですが、家でひとりでいると泣きそうだったので朝から稽古で体を動かすことで気を紛らわせようとしました。疲れましたが緊張がほぐれたのでよかったです。審査の内容については位置が高かったりずれてたり、正面打ちに対応し損なったりと反省点が色々あったので、今後の課題にしたいと思います。また、受けについては未だに恐怖心が拭えず自分でも苦手だなと思っているところなので、攻めることを恐れずできるようになっていきたいと思います。
私は元々体調があまりよくなく、合気道を始めることを周りには心配され反対されていたし自分自身でも正直かなり不安でした。しかし武道を一度はしてみたく、やってみるだけやってみようと始めました。最初は稽古どころか道場までの道のりを歩き階段を登るのが既にしんどく心が折れそうでしたが、合気道の稽古によってついた体力を合気道の稽古に使うことを繰り返しているうちに、気づいたら今まで続いていました。そこそこ元気でいられる今は合気道を始めていなければ無かっただろうと思います。
サークルの幹部代になってからは、合気道歴も年齢も上の方がたくさんいらっしゃるせいぶ館という場があることがとても心の支えになりました。本当にありがとうございました。自分のできなさやぽんこつっぷりに落ち込むこともありますが、周りの方々のおかげでなんとかやれています。いつも温かくしてくださりありがとうございます。 2月にサークルは引退しますが、その後も細々とでもいいからとにかく気長に続けていきたいと思っているので、これからもどうぞよろしくお願いします。

yas
今回初めて昇級審査で合格できて一安心しています。しかし、練習のとき先輩方から四方投げの表で膝を使うということをたくさん教えてもらって、審査の本番でそれを意識しすぎて裏をするのを忘れてしまいました。それだけは後悔しています。また、私は姿勢が悪く、本番でも井出先生からそのことでアドバイスをいただきました。普段から姿勢に気をつけて練習を重ねるうちにいい姿勢で技をかけれるようになりたいと思います。

sat
今回の五級の審査は、これまで武道経験が一切無かった私にとってどれも新鮮で、緊張するものでした。実際、前日の晩から興奮してなかなか寝付けませんでした。このような状態の中での審査だったこともあり、普段と比べて些か動きが固かったように思います。ただ、それを差し引いても自分の中では満足のいく結果だったように感じます。というのも、この審査に挑むまでの稽古の間に自身が直さなければならない箇所を先輩方からの指摘で見つけ、それを改善していくことができました。このとき、技を洗練させていく過程が自分が中学生のときからしているクライミング、その技術を向上させる過程に似ていると感じました。ここで、上手くなる、ということは基本の型に自分を当てはめることだと思いました。このような過程を経て受けた審査では、それまで改善してきた動きをしっかりと本番で発揮できたように思いました。しかし、まだまだ改善すべき点は多くあるので、次の四級審査ではそれらを改善し、また、今回の審査で披露した技をさらに洗練させて挑みたいと思います。

kaw
「これから、少しずつ」
 この度は初の審査ということで、中尾先生を始めせいぶ館の方々やサークルの仲間達には本当にお世話になったと思います。自分の中では悔いの残る部分もありますが、とにかく無事終えることが出来てほっとする限りです。「清々しい」と表現した方が正確かもしれません。自分の番を終えた直後の憑き物が落ちたかのような感覚は、審査前の緊張はもちろんのこと、もはや合否さえも取るに足らない問題であったかと錯覚するほどに爽やかなものでした。
 少々大袈裟に書きましたが、その一方で、今回の審査を踏まえて見えてきたものや中尾先生と井手先生に実際にご指摘いただいた課題が数多くあります。そして、これから稽古を重ねていく中でまた見えてくるものも増えてくるかと思います。ようやく級を戴いたところですので少しずつにはなるかと存じますが、一つ一つきちんと技に活かしていけるよう研鑽を積んでゆきたいです。
 最後に余談になりますけれども、せいぶ館で審査を受けたのは確かに今回が初めてだったのですが、合気道の審査自体は実のところ人生で二度目でありました。もう三年前になりますが高校生の時分にも地元で合気道を習っておりまして、その際に一度だけ審査を受けていたのです。当時の道場は養神館系でしたので、今回の審査を経てなんと養神館と合気会のダブルホルダーになってしまいました。もっとも、共に最初の級に過ぎないのですが……。

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