合気道 神戸せいぶ館|合気会|笑顔があふれる楽しい道場

神戸
せいぶ館

ちょっと市章山へ。   nio

4月の初めに道場が休館となってから2ヶ月近くが経ちます。

現在、木曜以外の毎朝、座禅、及び受け身と杖振りやストレッチなどを行っています。
幸い、バイクで道場に行くことができる私は、可能な限り参加するようにしています。

ただそれだけでは体力の低下に不安があるので、座禅に参加する時には、始まる時間までに必ず山登りをするようになりました。
神戸に住む方ならご存知だと思いますが、神戸市のマークが山の斜面にある、「市章山」です。道場の北方面の諏訪山公園から登ることができ、頂上に到着すれば神戸の街や、大阪方面まで一望することができるのでとても良い気分転換にもなります。

趣味といえるほど頻繁に山登りをしているわけではなく、普段も子供を連れてハイキングのような形で山を歩くことはありましたが、自主的なトレーニングとしてほぼ毎日山を歩くのは初めてのことでした。
登って降りて、で丁度一時間のコースなのですが、座禅に遅刻してはいけないので、半分駆け足で進むため、最初の一週間は景色を楽しむ余裕がなく、道中の山道はひたすら真上と真下しか見ることができませんでした。
真下は怪我をしないように足場の確認。そして真上は「毛虫」です。この時期とても毛虫が多く、目の前に糸をたらしてぶら下がっている毛虫を落としたのに、10分後の帰路ではやはり同じような場所にぶら下がっていたりします。

1ヶ月以上も続けていると、筋肉痛もなくなり、視線も徐々に前を向けるようになり自然の景色も目に入るようになってきました。また毎朝定期的に同じような時間に登るため、似たような時間帯に登る方々がいるので、若い方から年配のご夫婦など、自然と会話を交わす人達が増えました。道場以外で新しい知り合いができるのは私にとって大変喜ばしいことでした。

ほぼ毎日山歩きをしていて思うことは、恐らく単に健康のためだけにということならば三日坊主で終わっていたかもしれません。このしんどさが、稽古が再開した時に繋がればと思うからこそ今は続けることができているのかなと考えるばかりです。

今朝の新聞に、柔道の連盟による今後の正式な練習開始までの段階的な方針の発表が掲載されていました。第一段階を受け身中心の稽古とし、接触を伴う通常の稽古まではまだまだ先のようです。

同じように接近接触を要する合気道の稽古もまだしばらくは待たなければいけないかもしれませんが、それまで皆様も健康と体力の維持に励んでいると思います。
次に道着姿でお会いできるのを楽しみにしています。

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