どさくさに紛れて
これでいいのか?が正直な今の感想です。
新型コロナウィルスという特殊な事情で、この何ヶ月間かはほぼ身体を動かしていない日々もあり、
本来の合気道の稽古もできていない中、審査を受けることに若干の不安はありました。
ただ、不安よりも、このコロナ禍のどさくさに紛れて弐段が貰えるんだったらラッキー。これは
チャンスなのではという気持ちの方が大きかったのは事実です。
そこで急遽、審査を受ける心構えをすることとなりました。
審査がうまくいったかいかなかったのか実感はないですが、受けをお願いしたゆかいな仲間たちの
多大なご協力のおかげで、無事乗り切ることができました。
みんなありがとう。
今回審査の基準となったのは、竹を使った合気道の技でした。
姫路、加古川では、6月からソーシャルディスタンスを保つため、竹を使った合気道、略して竹道の
稽古が始まりました。
竹道の開祖である中尾先生のご指導のもと、舟漕ぎ運動、入身、転換を使っての合気道らしき技、
そして、最近使い始めた相半身、逆半身という言葉にドギマギして、結局どっちでもええわという
開祖のお言葉に、なんじゃそりゃとずっこけながらもやっぱり楽しい稽古が復活しました。
ほんの3ヶ月ほどですが、毎回改良を重ねて進化している開祖の技を見ていると、このまま竹道を
極めていくのも面白いのではないかと思ってしまうほどです。
この先はまだどうなるかわかりません。このままだと合気道の感覚を忘れてしまうでしょう。
でも、どんな形であれ、今稽古できていることに喜びを感じ、これでよかったと思える弐段になるよう、
今から積み重ねていきます。