ホアンの日記

21/04/2017 – Friday

Tan San Nhat空港についたのは離陸の3時間前の朝の3時。6時に離陸し、4時間の飛行を経て北京に到着しました。ここで関西国際空港行きの飛行機に乗り換えます。前回の上海経由のときとは違って、北京のスタッフはより礼儀正しくプロフェッショナルでした。また、空港は関西国際空港のように大きくモダンな作りでした。フライトは遅れ、大阪についたのは8:21分、そこからバスで65分かけて神戸に向かいました。

三宮に到着したあと、電車で高速神戸へ向かいました。電車賃は150円でした。高速神戸から灘屋へ向かうと、先生はおでんを振る舞ってくださいました。先生は予定を教えてくださり、鈴木先生の講習会に土曜日と日曜日に参加することになりました。

22/04/2017 – Saturday

はじめの稽古は土曜日の朝にあった中尾先生の稽古です。また先生とけいこすることが出来てとても嬉しかったです。また、せいぶ館の皆さんに再会できたこともとても嬉しかったです。とても疲れましたが、稽古はとても面白く、楽しいものでした。先生は未だ私に「受けの動きをよく観察して滑らかに柔らかく動く」ようにと言われます。もしかしたら太ったのかも。明らかに先生の動きは極度に滑らかで連続的であると感じます。私はいつもなぜその先生の動きに自然についていってしまうのか不思議に思います。もっと稽古をしてそれが理解できるようにならなければいけません。ある時、中尾先生にメガネを外すように言われました。先生は、「メガネを掛けているととても危険だ。ただ合気道を感じなさい」と言われ、私はより鮮明に観察できるようになることに気が付きました。時には見るよりも感じることのほうが大切なのです。

昨日は、先生は鈴木先生は自分たちと同じ場所に泊まると言われました。私は鈴木先生とお会いするのがはじめてだったので、とても嬉しかったです。先生は5時頃にせいぶ館の若いメンバーと、甲南大学のメンバー数名と道場へこられました。鈴木先生の稽古には驚愕させられました。彼の合気道はとても純粋で強い。彼の稽古に参加したのははじめてでしたが、彼の受けの動きは素晴らしく柔軟で、速い。もし私の体が柔軟でなければ、彼の受け身を取ったときには怪我をしていたかもしれません。彼の稽古からより良い受けをするためのことを多く学びました。

稽古の後、宴会のために灘屋へ向かいました。皆それぞれがスピーチをしました。私には一つも分かりませんでしたが、他の方が翻訳してくださいました。せいぶ館のメンバーは鈴木先生の稽古に出られてとても喜んでおり、時には先生の受けをどうやって取るべきか驚かされていました。それはとても速く気づいたら畳の上に落とされていた程です。

深夜に宿に戻り、ウィンと私は豚肉とご飯を食べました。鈴木先生はコンビニで買ったインスタントラーメン二つを食べました。

23/04/2017 – Sunday

鈴木先生と目覚め、中尾先生のご自宅に朝ごはんを一緒に食べるために伺いました。今日は六甲アイランドにある甲南大学に講習会に参加するために向かいました。今日は私たち鈴木先生のお供でした。「お供」とはカバン持ちのことであることを知りましたが、それ以上のものでした. A deshihas to understand about his sensei, he has to practice how to catch his sensei’s thinking just by a look, he also is a person who tries to communicate between sensei and other people.

甲南大学での講習会はせいぶ館でのものよりも長かったです。2時間の稽古の後、正直大変疲れました。私は正面打ち回転投げの時に受けに呼ばれました。それはものすごかった。ただ覚えているのは、とても強く投げ飛ばされ一秒も宙に浮いていたということです。この日曜日は私にとってとても楽しいものでした。せいぶ館の皆さんとも稽古が出来ました。中尾先生、明子先生、そして畑中さん。旧友たちと再開し、稽古できることはとても素晴らしいものです。中尾先生は正しい正面打ちを教えて下さいました。先生が私を打ったとき、一瞬あっけにとられました。あれは痛かったです。^^.

講習会のあと、ドイツビールのレストランへ行きました。日曜の朝の稽古で教えてくださるご高齢の浜崎先生もいらっしゃいました。彼は、翁先生と稽古したと言いました。そして、せいぶ館は合気道を愛する人たちにとってとても良い環境であると言いました。なぜなら、何十年も稽古をしているメンバーがいながらも、まだ鈴木先生のような若い先生から学ぼうとしている。せいぶ館の皆さんは合気道を愛する素晴らしい合気道家の集まりです。

鈴木先生のお別れ会が終わり、畑中さんが私達を東京行きの夜行バスのバス停まで案内してくださいました。

 

 

24/04 – 28/04/2017 – Monday to Friday – Tokyo – Hombu dojo

ホテルは東新宿駅の隣でした。本部道場までは歩いて15分程。最初に本部道場でお会いしたのは日野先生でした。日野先生には以前難波先生の講習会がカンボジアで行われた2014年にお目にかかったことがあります。その頃は指導員でした。日野先生が5日間の本部での稽古のための手続きをしてくださいました。

最初のクラスは金澤先生でした。私は2010年にはじめて金澤先生にお会いしてからずっと彼の技が好きでした。正面打ち入身投げと回転投げの受けを取りましたが先生は私がホーチミンでお会いしたことを言うまで気が付きませんでした。夜には横田先生の稽古に参加しました。先生はとても愉快でしたが技は力強く正確で、とても楽しかったです。横田先生はいつも受けのバランスを捉え、当身を入れ、そして技をされます。

稽古の後、私たちは3月にホーチミンでの入江先生のセミナーで会ったWamikoさんと夕食に行きました。また新しい出会いもありました。オーストラリアとニュージーランド出身の二人のうちの一人、リチャードはイヴァンの知り合いでした。彼はせいぶ館に稽古に来ると言っていました。もう一人のJikouさんは2010年の夏に他界された菅野師範の息子さんでした。

4月29日から5月2日までの滞在日記

〇新宿から神戸へ。
バスは12時40分の発車予定でした。神戸までは九時間かかりました。私は午前
10時30分に、神戸に到着し中尾先生のご自宅に行きましたが、ご自宅には明子先
生だけいらっしゃいました。ウィンと中尾先生は、違う道場(加古川)に行って
いるようでした。

帰ってからせいぶ館の全クラスに出席するために、力を蓄えるために仮眠をと
りました。

その日の夜の稽古は特に幸せに感じました。それは、顔馴染みの方々が、たく
さんいて稽古できたからです。東京の本部道場で稽古したときは、顔見知りの稽
古人がいなくて、孤独感を味わっていたからです。

稽古後に、先生は焼肉のお店に連れていってくださいました。美味しい料理と
ビール、焼酎を味わいました。中尾先生と中尾先生のご友人が一緒にいました。
家族パーティーのような感覚でした。帰り道には中尾先生の母校も通り、ここが
中尾先生の母校だと明子先生が、教えてくれました。

4月30日
2年前に神戸を訪れた際には、日曜日の早朝の座禅に遅れた経験があるので早
く起きなければなりませんでした。30分間の座禅をしました。お坊さんが、座禅
をしている間後ろを徘徊されていることで、私は緊張しました。中尾先生は「警
策で肩を叩かれるということは良いことで、どのように良い姿勢を保つのか、そ
して気持ちを集中するのかということを知る上ではとっても良いことだ。」と教
えてくださいました。

その後の朝食で、中尾先生の朝食がなぜフルーツを食べるのか不思議だったの
で尋ねました。中尾先生が若い頃、中尾先生の家族は仕事が朝から忙しく、そう
いう簡単な朝食にするという習慣ができて、今もその習慣を続けているとおっし
ゃっていました。また、30年前まで中尾先生は、レストランと製麺の卸業とい
う2つの仕事をしていたということを教えてくれました。その当時はとても多忙
でありながら、週末には山口師範の稽古にでるために本部道場に行っていたと教
えてくださいました。

座禅のあとは、せいぶ館の朝稽古が2コマあり、1コマ目は中尾先生、2コマ
目は鈴木先生の講習会の懇親会の時に、翁先生のことを教えて下さった浜崎先生
の指導でした。浜崎先生に指導を受けるのは初めてでした。

ウィンさんと私は中尾先生の諸手取りの受けを2回ずつ受けました。どのよう
に自分の身体を使うのか知ることができました。

2つのクラスが終わった後、私たちは稽古後にまた、自主稽古をしました。中
尾先生はホアンとウィンはまだ若いから、怠けずに、イヴァンや畑中君等と稽古
しなさいと言われました。彼らの合気道はダイナミックです。ヒロさんと稽古す
ると、彼が以前よりも良い合気道をしていると、いつも感じます。ヒロさんと、
もっと稽古をして、よりたくさんのことを彼から学びたいと思います。

夕方には中尾先生の弟さんのご家族が来られたので会いに行きました。中尾先
生の弟さんの奥様は、前回私たちが日本にいたときに京都で抹茶、茶道を披露し
てくださり、お茶菓子を下さいました。

夜には中尾先生の御自宅にお邪魔し、おでんをいただきました。私は豚足と、
こんにゃくが大好きです。ウィンさんは豆腐とお肉と卵を食べました。
夕食時に私は正しい正座の座り方について中尾先生に尋ねました。正座をした
ときの足の親指はどちらを上にするのが正しいのかはあるのかと質問しました。
すると中尾先生は、それはマナーの問題で、侍は座るときに刀を左に置いている
ので、右の足の親指を上にすると速く動くことができ刀を使いやすくなる。だか
ら、マナーとして左の足の親指を上にするのが通例で、刀を右に置くと無駄にな
ると言われました。道場に足を踏み入れるときは左の足から踏み入れるというこ
とを翁先生はしていて、それは神道の影響があり、合気道も神道の影響があるの
かなと思いました。また畳の縁に座るのは、避けたほうがよいということも学び
ました。

5月1日 月曜日
朝、中尾先生の稽古にでて上海で稽古しているウルリッヒさんに会いました。
ホーチミンにいる時にも彼には何回かお会いしました。中尾先生は良い稽古をす
る人とたくさん稽古しなさいと、おっしゃっていたので彼と稽古をすることにし
ました。彼は少し体重が重たそうですが、良い姿勢を保ち、柔らかい稽古をして
いました。彼からは一教を学びました。私は初めウルリッヒさんに的確に一教の
技をかけられませんでした。それは彼と私の間合いが遠すぎたためでした。ウル
リッヒさんは背が高いので、足で私を蹴飛ばすくらいの間合いをとってしまって
いたので、うまくいきませんでした。また、彼はもっとリラックスして稽古する
ことをアドバイスしてくれました。稽古中、余計な筋肉を使っているなと自分自
身感じました。

稽古後には中尾先生から、稽古中の見取りは、道場の端で、正座で見ることが
基本であるということを学びました。

毎日せいぶ館で稽古をしていると、いつもせいぶ館の方々が驚きを与えてくれ、
次回の稽古をする意欲が湧いてきます。毎日が新しい合気道の旅のようです。

また先生は、道場と滞在している部屋も綺麗に掃除するようにおっしゃいまし
た。これも稽古の一つだと考え、自分たちが滞在している場所、また稽古してい
る場所を、感謝の気持ちをもって掃除することが、大事なんだなと感じました。
まだまだ掃除という稽古についても修行が必要なようです。

夕稽古の前に大阪に行きました。以前ホーチミンの感謝道場で稽古していた友
人が大阪に住んでいるからです。彼女は、難波に連れて行ってくれました。行っ
てから、前回の神戸に滞在していたときに、ヒロさんとズオンが連れて行ってく
れた場所だと気づきました。難波は東京の秋葉原に似ていてとても大きな電気街
です。

夕稽古は小嶋さんが指導者でした。とても良い稽古ができました。小嶋さんの
技はいつも驚きます。小嶋さんと稽古すると「タイミング」、「結び」に意識が
行きます。小嶋さんの身体の動きは少ないですが、それでもとても効果的に技を
されると感じています。個人的には中尾先生が「伸ばす動き」稽古をされるのに
対し、小嶋さんは「凝縮、圧縮させる動き」の稽古をされると感じました。

稽古後にはせいぶ館の方々がパーティーを開いてくれ、歓迎会と壮行会を同時
にしたようなパーティーでしたが、私にとってはとても嬉しく、皆さんがベトナ
ムに来て、同じように稽古し稽古後にお酒を飲みながら食事ができたらと思って
います。

5月2日 火曜日
ウィンさんの恋人が神戸に来ました。彼女は現在横浜で学校に通っています。
その日は姫路の稽古に行きました。前回日本にいた時も姫路の稽古に何回か行っ
ていたので、皆さんのお顔は覚えていました。皆さん辞めることなく、稽古して
いる姿をみて、尊敬の念を抱きました。また、トランさん(チャン)にも再会で
きました。とても流暢に日本語を話せるようになっていました。彼女は元気そう
でしたが、とても学校が忙しそうでした。

稽古後に神戸でトランさんと会いましたが、GWの期間だったので渋滞でバスが
遅れました。

夕稽古の指導者は佐伯さんです。佐伯さんはせいぶ館の中でも最も優れた稽古
人の一人だと思います。とても強く、力強い合気道です。佐伯さんは、三教での
相手の制し方と、入り身投げを教えてくださいました。佐伯さんの入り身の捌き
がとても正確で、受けの身体をコントロールしやすい状態になっていることを感
じました。また肘極め抑えの技も教わりました。私がこの技から逃げようとして
も、逃げることが困難でした。

稽古後、私は中尾先生のレストランへ行き合気道の話をしました。先生は、山
口先生が中尾先生の心の中に、いつもいるとおっしゃっていました。山口先生が、
中尾先生に向けて指導という立場ではなく、一緒に稽古をしましょうという、ス
タンスでおられたそうです。また、山口先生が稽古させれている道場に、直接お
誘いの連絡をもらったりもされたそうです。そのことで中尾先生は山口先生の合
気道に対する姿勢、人格にとても感動し、尊敬の念を抱いたそうです。中尾先生
は、年をとる前に、もっと山口先生の受けを取れたらよかった、とおっしゃって
いました。また、60歳を過ぎてから受けをとると、体に負担が大きいので、あま
り取れないとも、おっしゃっていました。また、膝をケアすることは大事で、怪
我しやすいとこであるので、気を付けないといけないと言われました。また中尾
先生は、本部道場の先生方が指導することはあっても、私たちは常に稽古する立
場を貫いて稽古するべきだとおっしゃいました。受け、取り4回ずつして交代す
るという意味は、常に新しい組んだ相手にとって、良い稽古相手であることが、
必要であるからだと思います。私は稽古するときは常に稽古相手との対話が大切
だと考えて、ただ単に自分の合気道の技術を習得することではなく、より良い合
気道家になるために、また合気道の精神を良い方向に習得できるようになってい
きたいと思います。

翻訳 hat

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