今年の年頭に、幾つか目標を立てた中で、合気道関係では、5月の全日本合気道演武大会の参加と、海外道場での稽古への参加でした。ただ、全日本演武大会は現実的な目標でしたが、海外へは「まあ、無理かな?」程度での軽い考えでした。
しかし、今回のホーチミン道場への案内が張り出されたときに、何かの気の迷い?で、「行く!」と決め、周りにも宣言。準備を重ね、無事参加。結果、案外何とかなるものですね。
初日、朝のフライトで関空を出て、現地の昼過ぎに到着すると、空港に多くの出迎えの人々。その後の滞在の間、稽古以外でも、食事、観光とフルアテンドでおもてなしいただきました。有休をとって参加している自分のことを棚に上げて、皆さん仕事大丈夫?と思いましたが、ベトナムの方も、それだけ今回の中尾先生セミナーを大事に思っておられるのが感じられました。
ベトナムの印象は、やはり道路事情と食事です。道路にはスクーターが縦横無尽に走り回り、車の右から左から追い抜いていく姿に圧倒されました。「ここでは、車は運転できない」と、現地の人に話すと、私もそうだといわれましたが、その人曰く、だからスクーターに乗っているとのこと。十分怖いって。ただ、滞在4日の間では一度も事故に遭遇したことはなく、現地の車にも傷などないので、皆さんやっぱり達人なんでしょう。ただ、スクーターに4人乗りは、見ているこちらがハラハラします。
食事については、今回連れて行っていただいたレストランは、お世辞抜きで全て美味しかったです。野菜一杯のヘルシーなもので、現地の人も太った人はあまり見られず、ベトナム料理のすばらしさを認識しました。神戸帰ってからベトナム料理店に行ってみようと思っていますが、現地では料理はすべてベトナムの方に注文いただいたので、料理の名前はさっぱり分からないですが。
肝心の稽古。涼しく快適だった日本での稽古に体が慣れていたところで、亜熱帯のホーチミン。稽古についていけるか不安でしたが、スポットクーラーも設置してあり、せいぶ館の夏と比べたらマシな暑さでした。暑さが大丈夫となった後、ふと考えると、日本でも4日連続で稽古したことなどなかったことに気付き、4日で6回の稽古についていけるかがまた不安材料となりましたが、現地の皆さんがやさしく相手して頂いたので、何とか無事に終えることができました。
印象に残った稽古は2つあり、一つ目は、子供クラスです。40〜50人はいるかという大人数の子供クラスで、幼稚園も入る前かという小さな子供もいましたが、皆さんきれいに受け身をとり、“合気道”をされていました。私ごときにも、列をなして待っていただき、次から次へと相手をしてもらった時には、自分が先生になったかの錯覚を味合わせてもらいました。みんなニコニコしながら合気道をしているのを見ると、こちらも笑顔が止まらない幸せな気分にさせていただきました。
もう一つは、最終日の審査です。その前日に、コアさんから「審査の受けを取ってほしい」といわれ、軽く「わかりました。私でよければ喜んで」と答えましたが、「え、コアさんって道場長!四段審査!」と知り、私でいいの?と思ったものの、頼まれた以上はやるしかないとの思いで受けを取らせていただきました。他の人も書いておられる通り、コアさんの演武は本当に素晴らしく、静かで隙を見せず、相手を痛めつけず、合気道とはこういうものかというのを感じさせられるものでした。3人掛けの時に、3人を重ねて組み伏せ、道場中から拍手が上がった際には、組み伏せられている一人として、この演武に参加できたことを誇りに思えました。
この4日間は、本当に充実したものでした。単に中尾先生ご夫妻に付いていっただけの我々に非常な歓待をしていただき、ホーチミンの方々には本当に感謝しかありません。ベトナムだけでなく、せいぶ館には様々な客人が来られますが、ホーチミンの方を見習い、より楽しんでもらえるようにしていかなければと思いました。
しかし、今回のホーチミン道場への案内が張り出されたときに、何かの気の迷い?で、「行く!」と決め、周りにも宣言。準備を重ね、無事参加。結果、案外何とかなるものですね。
初日、朝のフライトで関空を出て、現地の昼過ぎに到着すると、空港に多くの出迎えの人々。その後の滞在の間、稽古以外でも、食事、観光とフルアテンドでおもてなしいただきました。有休をとって参加している自分のことを棚に上げて、皆さん仕事大丈夫?と思いましたが、ベトナムの方も、それだけ今回の中尾先生セミナーを大事に思っておられるのが感じられました。
ベトナムの印象は、やはり道路事情と食事です。道路にはスクーターが縦横無尽に走り回り、車の右から左から追い抜いていく姿に圧倒されました。「ここでは、車は運転できない」と、現地の人に話すと、私もそうだといわれましたが、その人曰く、だからスクーターに乗っているとのこと。十分怖いって。ただ、滞在4日の間では一度も事故に遭遇したことはなく、現地の車にも傷などないので、皆さんやっぱり達人なんでしょう。ただ、スクーターに4人乗りは、見ているこちらがハラハラします。
食事については、今回連れて行っていただいたレストランは、お世辞抜きで全て美味しかったです。野菜一杯のヘルシーなもので、現地の人も太った人はあまり見られず、ベトナム料理のすばらしさを認識しました。神戸帰ってからベトナム料理店に行ってみようと思っていますが、現地では料理はすべてベトナムの方に注文いただいたので、料理の名前はさっぱり分からないですが。
肝心の稽古。涼しく快適だった日本での稽古に体が慣れていたところで、亜熱帯のホーチミン。稽古についていけるか不安でしたが、スポットクーラーも設置してあり、せいぶ館の夏と比べたらマシな暑さでした。暑さが大丈夫となった後、ふと考えると、日本でも4日連続で稽古したことなどなかったことに気付き、4日で6回の稽古についていけるかがまた不安材料となりましたが、現地の皆さんがやさしく相手して頂いたので、何とか無事に終えることができました。
印象に残った稽古は2つあり、一つ目は、子供クラスです。40〜50人はいるかという大人数の子供クラスで、幼稚園も入る前かという小さな子供もいましたが、皆さんきれいに受け身をとり、“合気道”をされていました。私ごときにも、列をなして待っていただき、次から次へと相手をしてもらった時には、自分が先生になったかの錯覚を味合わせてもらいました。みんなニコニコしながら合気道をしているのを見ると、こちらも笑顔が止まらない幸せな気分にさせていただきました。
もう一つは、最終日の審査です。その前日に、コアさんから「審査の受けを取ってほしい」といわれ、軽く「わかりました。私でよければ喜んで」と答えましたが、「え、コアさんって道場長!四段審査!」と知り、私でいいの?と思ったものの、頼まれた以上はやるしかないとの思いで受けを取らせていただきました。他の人も書いておられる通り、コアさんの演武は本当に素晴らしく、静かで隙を見せず、相手を痛めつけず、合気道とはこういうものかというのを感じさせられるものでした。3人掛けの時に、3人を重ねて組み伏せ、道場中から拍手が上がった際には、組み伏せられている一人として、この演武に参加できたことを誇りに思えました。
この4日間は、本当に充実したものでした。単に中尾先生ご夫妻に付いていっただけの我々に非常な歓待をしていただき、ホーチミンの方々には本当に感謝しかありません。ベトナムだけでなく、せいぶ館には様々な客人が来られますが、ホーチミンの方を見習い、より楽しんでもらえるようにしていかなければと思いました。