この2年間、毎週水曜日と金曜日の朝、アラームの音に苦しみながらも、6時の合気道クラスに間に合うように起きてきました。
K.先生、そして感謝道場の仲間たちとともに稽古をするこの時間。お互いに特別親しいわけではなくても、そこにはいつも、誠実さと安心感がありました。健康的な人間関係や「強い」共同体の中で自然に感じる、あの穏やかな信頼の感覚です。
もし私と合気道が「友達」だったとしたら、どんな関係になっていたでしょうか。
私は、面倒を避けたがり、飽きっぽく、そして忘れっぽい人間です。
一方で合気道は、静かで、集中していて、非常に鋭い存在です。
だから、合気道という友人と付き合うとき、私は決して焦らず、ゆっくりと向き合います。
時間をかけて、浸り、考え、そして少しずつ吸収していくのです。
その中で、日々少しずつ学んできたこと:
● 抵抗しないことは、決して「諦める」ことではない
● 意志と行動は常に一体であり、制御と調和の鍵となる
● 体を部分ではなく「全体」として使うこと
● どんな状況でも、中心(軸)を安定させること
● 動きのすべてが意図や力を露わにする必要はない
私は、この友人(=合気道)の複雑さと深さが好きです。
学ぶことが尽きることはなく、だからこそ飽きることもありません。
いつも新しい発見があり、これからも長く、この友人とともに歩み続けていくでしょう。