第59回全日本合気道演武大会に参加して
コロナの影響で3年ぶりの参加となった全日本演武大会。久しぶりに会う人も多く、本当に同窓会のような場となりました。
自分の演武は誰も見ていないと頭ではわかっているのですが、広い舞台に立つと、なんだか緊張してしまって、「いつも通り」が難しく、稽古でしていることの8割くらいできたかな…という気持ちです。平常心がいかに大事か、改めて感じた演武大会でした。
大会終了後、いつも通り、あの階段のところで写真を撮ることになりました。道場メンバーの旦那さんに撮影していただいたのですが、「ここでいいんですか?」との声。何のことかな?と思ったけど、よく考えたら何の垂れ幕もない、武道館かどうかもわからないただの階段であったことに気づきました。でももうここじゃないと逆に落ち着かない私たち。帰ったら何でこの階段でいつも撮っているのか、中尾先生に聞いてみたいと思いました。
全日本では本部師範の演武だけでなく、他の道場の演武も見ることができて、やっぱりいろんな合気道があるな、と感じました。全日本演武大会は自分の合気道を見つめ直すとても良い機会だと感じました。来年も行きたいな、と思いました。