NO SLEEP NIGHT
PM 11:00 今夜はしっかり寝て明日はめっちゃ頑張ろう。
PM 11:10 やはり、いつもと違うと寝にくいか。
PM 11:15 廊下が明るい。電気を消しに廊下に出た。隣の若者部屋はまだ明るい。
静かに何かを話している。いい雰囲気だ。僕は本当はこの部屋にいるべきなのだ。
中を覗くと鈴木先生が声を掛けて迎え入れてくださった。
AM 0:00 そろそろ寝ましょうか。で、オッサン部屋に戻る。一応ここでは最年
少だ。寝息の音がやや大きい。
AM 1:10 そろそろ寝つけないとまずいね。予想通りいびきをかく人が必ずいるな
ぁ。ったく(-_-メ)
AM 1:40 ぼこっ!イテッ! いきなり左ひじを蹴られた。たまらず起き上がる。隣
のA氏だった。「なんで逆に寝てんだー(/・ω・)/」布団の列を見渡すと、みん
なまるで新生児室の赤ちゃんのように頭を並べて白い布団に包まれているのに、
この御人は逆さまに寝ていた。きっと彼は逆子で生まれたに違いない。ちなみに
僕は帝王切開だ。
だが対策はすぐに見つかった。僕は大きなリュックを枕元に置いていたので、そ
れを盾にした。どすっ。どすっ。時折リュックが戦っていた。
AM 2:00 寝れねぇ!! 「グワワワワワ! グワワワワワ!」そこら中でいびきが響く。
まるでガマガエルの大合唱やぁ〜。
AM 2:30 気分転換にトイレに立った。石鹸を使いたかったので風呂場に入った。
お湯がなみなみと満たされ、静かで暖かく穏やかだった。ここで寝ようかと一瞬
思った。
AM 3:00 ・・・このころの記憶がない・・・おそらくつかの間の夢の世界にいた
のだろう。ただ、幸せなときはすぐに終わるものだ。
AM 4:15 「グガガガガ! グガガガガ!」まるでトノサマガエルの大合唱だ! 水を
飲もうと起き上がると正面の人も起きていた。彼も寝れないのだそうだ。戦友だ
と思った。
AM 4:30 「ブヌヌヌヌ! ブヌヌヌヌ!」ついに隣で始まる。顔をぶっ叩こうかと
一瞬思ったが、そんなことはできない。意を決してひじをちょんちょんした。意
外に簡単に起きた。
「なに?」
「・・・いびき・・・((+_+))」
「ごめん。」
さすが、いつも静かな人格者。彼は二度といびきをかかなかった。(-_-)zzz
AM 4:40 「ゴガガガガ! ゴガガガガ!」すさまじい音が響きわたる。ゴジラの覚
醒だ。数十分間の惨劇をもたらした後、急に静かになった。近くに居合わせた
Kjma隊長が「新兵器JERSEY」で退治してくれたそうだ。
AM 5:30 「ピン・ポン・パン・ポン!」(;゜Д゜)
「町内の皆様〜〜」外のスピーカーで町内放送が!
ここの町はどこまで寝せないつもりだ―!!!
AM 5:50 ゴソゴソ。ゴソゴソ。「座禅の時間だ」「場所がない」とかうるさい(
`ー´)ノ ボスがテレビを点ける。助けてくれぇ―。
AM 6:30 ドタドタ。たくさん人が帰ってきた。「起きてる人は布団たたんどき
ましょうか?」いやいや、余計なことせんでいいから。「ゴソゴソ、バタバタ」
(@_@;)
AM 7:30 もうあかん。時間切れや。僕はあきらめた。「亀井クンは何時間寝れ
た?」「1時間半」「あははははは」(-_-メ