第50回全日本合気道演武大会に参加して
せいぶ館に来るまでは雲の上の存在だった大会に、今回で三度目の参加でした。
早朝京都からの新幹線で「プシュッ」という缶の音で出発し、「プシュッ」
「プシュッ」としているうちに瞬く間に東京到着。
靖国神社前で開かれていたフリーマーケットをひやかしたあと、いつもながら
全国からの嬉しそうな顔で溢れる武道館の人になりました。
今回は高槻からの仲間と一緒に比較的すいていた上の方に陣取り、まるで外野
スタンドにいる気分でリラックスして見学していました。
有名な師範の方々の演武もすばらしいものがありますが、しっかり目を凝らす
と見えてくる無心に演武する人たちの姿にも感動しました。
混雑する出番を待つ人たちを手際よく、気持ちよく召集、誘導してくださって
いた縁の下の力持ちの方々にはいつもながら感服しました。
演武会後の遠藤師範を囲む懇親会にはたくさんの人たちが集まりました。人見
知りする気弱な私ですが、せいぶ館のみなさんのお陰で美味しい料理とビールを
しっかりいただくことができました。みなさま、ほんとうにありがとうございま
した。
次の日は本部道場には行かず、東京にいる卒業生と久しぶりに会い、午後は学
習院大学での遠藤師範の研鑽会に参加し、いろんな方々と気持ちのいい稽古がで
きました。
ほんとに愉快で有意義な一泊二日でした。また来年が楽しみです。