5月3日(水)
今日はゴールデンウイーク中の三連休の初日。せいぶ館は午前中のクラスしか
ありません。“今回は前回ほど稽古でけへんな”と中尾先生。(前回は27日間
の滞在中、一日最低でも2回、週に何度かは3回稽古をしたので)9時から30
分間の座禅に続き、10時から11時30分まで中尾先生のクラスで稽古をしま
した。休日ということもあり、道場にはたくさんの人がいました。(この日は遠
藤師範の研修会に出かけていた人もいました。)
今日の稽古に別の道場から一人の青年が来ていました。魅力的な合気道をして
いました。何度か相手をしてもらいましたが、柔軟で流れるような体捌きで、し
っかりと中心とバランスが取れていました。中尾先生に言われ、ウィンと僕は、
彼と残り稽古をしました。彼の技はきっと本部道場のものだろうと思いました。
姿勢もきれいでした。次に会うときは、彼は素晴らしい合気道家になっているだ
ろうな、と思いました。
稽古の後、明子先生の姪御さんの家族と一緒に公園へ行きました。明子先生の
尺八の先生の演奏を聴き、公園内を散策して写真を撮りました。花々を見て新鮮
な空気を吸うことは何と気持ちの良いことでしょう。
その後、長田にあるブックオフに古本や電子機器を見に行きました。欲しいも
のは見つからず、ウィンドウショッピングを楽しむだけとなりました。
5月4日(木)〜5日(金)
三連休の残りの2日。早起きして坐禅に参加の後、午前のクラスです。
遠藤師範の研修会にたくさんの人が出かけましたが、神戸に残ってせいぶ館に
稽古に来ている人も多かったです。自分が稽古をするのはもちろんですが、他の
人の稽古を観察するのもいいものだと思いました。大学生が数人毎日稽古に来て
いました。皆エネルギーであふれています。今に僕たちよりすごい合気道家にな
るのだろう、と思いました。
木曜日の夜は元町通りへ行きました。タイ焼きを食べて家族へのお土産を買い、
中尾先生のお宅へ行きました。ウィンとTranさんが苺をお土産に先生のお宅にさ
っきまでいたとのこと。しばらく先生とおしゃべりし、簪(かんざし)はどこで
買えますか、と聞きました。“かんざしなぁ、むっちゃ高いで。ハーバーランド
のUmieへ行ったらあるんちゃうか”と教えてくれました。
金曜日の夜、Umieに簪(かんざし)をさがしに行きましたが見つけられず。結
局、歩き回って100円ショップでいくつかお土産を買いました。
5月6日(土)
せいぶ館道場での最後の日。午前中の中尾先生のクラスに井出さんがいました。
僕は井出さんの合気道のファンです。井出さんの合気道は本当にすごいと思いま
す。体のさばき方と、どのタイミングで技をかけるかを教わりました。彼の“結
び”は柔らかくしなやです。もっともっと彼から学びたいと思います。
午後は、つきあっている彼女へのお土産にする簪(かんざし)を買いに三ノ宮
へ行きました。結局、予算の関係で、ダイソーでいくつかお土産を買うこととな
りました。それでも彼女はきっと喜んでくれるでしょう。
最後のクラスの先生は野田さんでした。野田さんは合気道の基本の動き(特に
入り身と一教)について教えてくれました。
稽古の後、亀井さんが会いに来てくれました。一緒に写真も撮りました。来年
はせいぶ館60周年だと教えてくれました。僕も参加できると聞きうれしくなり
ました。
それからヒロさんを待っていると、ケーキとコーヒーを持って僕たちに会いに
来てくれました。ヒロさんに最後に会えて本当に良かったです。ゴールデンウ
イークはとてもお忙しい様子でしたから。これでいよいよヒロさんともお別れで
す。ヒロさんは僕たちに本当に良くしてくれました。僕にポータブルwifiも貸し
てくれました。お陰で東京までの切符の買い方もわかったし、東京でグーグルマ
ップも見ることができました。あのwifiのお陰で迷子にもならず、スムーズに旅
行が出来たのだと思います。ヒロさんが帰った後、Tranは横浜に戻るため、ウィ
ンとバス停に向かいました。
5月7日(日)
午前7時起床。衣類をスーツケースに詰めました。なかなか道着が乾かずギリ
ギリになってしまいました。そして手短に朝食を済ませ、オーブンと冷蔵庫をき
れいに掃除しました。中尾先生にお会いしたのは先生が道場に行かれるところで
した。道場に寄って皆さんにお別れの挨拶がしたかったのですが、稽古の邪魔を
してはいけないと思い、明子先生にお別れを言いに行った後、バス停に向かいま
した。今回は自動販売機で神戸から関空へのバスのチケットを買う方法も調べて
ありました。正午に関空につき、私たちの飛行機は1時50分に飛び立ちました。
帰りも北京で乗り継ぎました。今回は空席が多く、シートで横になって眠ること
が出来るほどでしたが、フライトは不安定で到着は1時間半ほど遅れました。
ホーチミンシティには午前3時頃に到着。翌日からの仕事に備え、短い睡眠をと
った僕でした。