この研修会に初めて参加しました。(土曜日のみの参加)
午前中の栗林師範の指導は、何時ものように話の中に参考になる言葉があり、
少し投げても頂き、とても勉強になりました。
昼食後の座学は、国際武道大学の先生による頭部外傷「脳震盪」のお話をして
頂き、画像を交えての説明で、とても分かりやすく興味深く聞かせて頂きました。
三つめは、地元講師による稽古でした。この稽古の中で、私はストレスを溜め
る事になりました。一つの技は交差持ち二教。講師の方は、正面に構えたところ
から二教をされました。私は白帯のおじさんと組んで稽古をしましたが、この方
は姿勢良く、どっしりと構え、銅像の様になられました。普段なら普通の白帯の
人には出来るつもりだったんですが、この人の腕は太く、前後・左右・上下に全
然動かず、どうしたらいいのかな、と色々考えながらやりましたが、最後まで出
来ませんでした。自分の未熟さを感じながらも、この状況で二教はしなくてもい
いのではないかとも思いました。
もう一つの技は、正面打ち入り身投げです。私のお相手は、少し大柄な袴の人
でした。打ってくる相手をうまく崩すことが出来ず、投げる時に相手が非常に重
かったです。なぜ相手を崩すことができないのか? 相手との間合い、相手の打
ち方などいろいろ考えましたが、今の自分の技量では無理でした。
来年、このお二人と組んで、もう少し相手を崩せるよう、稽古に励んでいきた
いと思います。