「せいぶ館通信」お送りくださりありがとうございます!
新型コロナウイルス、本当にこんなことが起こるなんて、SFの中での話だとばかり思っていましたが・・・
人と人が2m離れて・・・なんてこと誰が想像したでしょう。
神戸ではどうされているのかなあ〜と、実は一度、そちらのウェブサイト開きました。
「道場は開けておきます。絶好調の時にだけ・・・」というのを読んで、なるほど なあ、と
思って見ていました。
私は3月には、すべての活動がキャンセルになって気持ちもざわざわしていましたが、4月初めには、これはもうしばらくはあかん、と覚悟を決め、気持ちを切り替えました。それからは、体力維持には毎日ラジオ体操とウォーキング、5月に入って、週2回ぐらいマットレスを持ち出して座って後ろへ10回ゴロンゴロンしています。
そして近場をウロウロしてはヨモギを摘んで草団子(白玉団子)、ワラビと蕗の炒め煮、コゴミの胡麻和え、など山菜を少しづつ
見つけては自然の恵みをいただいています。
4月、5月は、例年なら冬が終わって活動開始の時期、いろいろ忙しくて近辺を歩き回ることもありませんでした。
この時期の良さを再発見しています。
合気道も山登りも我慢、音楽活動も年寄りグループなので中止ですが、何より自宅で生活でき(避難所生活ではない)、ガスも電気もあり、食料もありで、生活には何の支障もありません。医療従事者の方達、生活が困窮する中で自粛されている方達の事を思うと、
まだまだ頑張れます。
コロナ問題が一山超えられれば、今までよりも強い絆が皆の間に生まれると信じて暮らしています。
最後になりましたが、そちらの稽古中に倒れられた方がおられたようで、同じ世代なだけに人事とは思えません。
いろんな幸運が重なって後遺症もなくご無事だったとのこと、本当に良かったです。
道場にはAEDが置いてあって、会員の一人(以前、せいぶ館にビジターで伺ってます)が、
臨床技工士なので、いざとなったらやってくれるみたいです。が、できたら私自身はお世話になりたくないものです。
こんなことが起こって大変かと思いますが、本当にいつも通信を読むたびに
みなさんが心から楽しく一生懸命、稽古されてる様子が見えます。
きっとここを乗り越えて、みなさんまた楽しく、手と手を取り合って稽古ができる日が来る日を待っておられると思います。
どうぞ、お元気でいらしてください。
私も、時々、後ろへゴロゴロしながら、時を待ちます。