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Fw: RE: 栗林師範稽古会 nag

目から鱗 nag

 6月17、18日と栗林師範の講習会に参加しました。
 以前いた道場では、巡回指導で年一回、本部の師範の講習会があるのですが、
一般に説明は短めで、ひたすら動くという稽古が多かったように思います。それ
は、先生の説明を逐一中国語に訳さなければならないため、説明時間が倍かかっ
てしまうせいもあります。
 今回の講習会は、説明がけっこうあったにも関わらず、話に時間を取られたと
いう感じがしなかったのは、日本語のみだと速いというのもあるでしょうが、ど
れも内容が深く、考えさせられることが多かったからだと思います。目から鱗な
お話ばかりでした。ちなみに「目から鱗」は中国語では「恍然大悟」といいます
(もとは仏教用語で日本語にもなっています)。
 例えば、「動きが1センチ1ミリ違えば、全然違ったものになる」「この技には
この受身なんて決まっていない、自分を守るために体が動いて初めて受身にな
る」。一教の裏の受身にしても、どうするのが正しいのだろうかという疑問は漠
然とありましたが、それ以上考えてみたことはありませんでした。「ああ今のは
あの技だなと思って勝手に枠にはめて、動きをちゃんと見ていない」「その違い
がわからないのであれば有段者といえない」は刺さりました。
 とても刺激を受けた講習会でした。次回も楽しみにしています。
 

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