私の合気道における年の節目は、全日本合気道演武大会です。毎年全日本が終わり、「今年は自分なりにベストを尽くした稽古ができたか、成長できているか。考え方は変わっているか。」そんなことを振り返ります。そのうえ令和元年で、20代最後の全日本合気道演武大会でありました。またこの日本武道館で演武させてもらえるのも最後だなとと思い(来年改修工事が行われるため。)、いつもとは少し違う心持ちの演武大会でした。
栗林師範の指導者演武の受けとしてありがたいことに出場させて頂きましたが、毎年よりも課題が多いものとなりました。これから課題を反省して同じことを繰り返さないように、新しい一年のスタートをしたいと思います。
「山口先生は40歳になるまでに、モノにならない人はその後も、モノになることはないとおっしゃていたそうですよ。」とせいぶ館のSさんに教わったことがあります。 「全日本のような場で栗林師範の受けを取らせて頂いているという機会に恵まれているのに、何モノになれなければダメだな。」と思う今日この頃です。
これから10年でなにができるか、考えながら精進し続けます。