「バンブゥ道の審査に合格しました。」
こんなこと言っても、世間は何も理解できんだろうな。
「ばんぶぅどう、って何でしょう?」
「2mの竹を二人で持って技をかけ合います。」
イメージすらできんだろうな…
「どうして、それを始めたのですか?」
「コロナの影響です。」
訳わかんないよな…
コロナ拡大により休館。
その後、座禅と素振りから再開した。
家も職場も一人で、移動はバイク。人との接点がほぼ「せいぶ館」だけという寂しい私は、感染している確率が低いと考え、参加。
なんだかやたらと長くて重い棒っきれがでてきて、押したり引いたり。棒っきれが軽い竹に替わって、「ひねりを入れると、けっこう効く」、「足さばきを入れると、合気道っぽくなる」と発展をして、今や座技、半身半立ち、四方投げ、小手返し、入身投げ、隅落とし、一教、二教、転換(によるド突き合い)…
こんなに合気道っぽいことができるなんて。
上げ投げ、落とし投げとか合気道にあるの? オリジナル術? 運動量も体術と変わりません。
稽古開始時間の気温が2°だった時も、稽古終了時には私は軽く汗をかいてました。
しかし、まぁ、Bamboo道の技の効くこと。
転換(によるド突き合い)では、受けの私は2mくらい飛ぶことがあります(笑)。
竹武道もなかなか楽しいです。
「だから、皆さんもいかがですか。一緒にやりましょう。」といえない状況が歯がゆいです。いや、そう言える時が来れば、バンブゥ道は終わり、合気道が始まっているでしょう。
そう考えると、Bamboo道は、限られた人達と刹那に共有するものであるべきなのでしょうね。
今年は、合気道に始まり竹武道に終わりました。来年、始まりはバンブゥ道でしょう。でも、合気道で終わって欲しい。
久しくお会いできていない人たちと共に研鑽し、笑い、年末には「1年間、お疲れさまでした」と
言いながら酒が飲める、そんな当たり前の日常が過ごせていることを信じている。
切に願う。