今回の審査で初段に昇段させていただきました。ありがとうございます。
大学1年から始めた合氣道。学生の間に初段にまで上り詰めれたのは一緒に稽古する大学の仲間、多くの技やテクニックを教えていただいてくれるせいぶ館の方々のおかげです。本当にありがとうございます。
前回の1級審査を終え、技のかけ方が何もわからなくなり、スランプのような状態に陥りました。自分自身、基本に立ち返りもう一度合氣道を始めたときに自分が意識していたことを思い出しながら、日々稽古に励みました。体位の転換から飛び受け、腰投げまで自分の理想形、目標を設定し取り組み徐々に良くなっていったように感じました。稽古を積み重ねていく中で自分の怠っていた基本の部分も多くあり、この初段受けるまでの期間が、合氣道をやってきた中でとても有意義な時間になりました。取りに関しては、教技は相手を引っ張らず、相手の力と重力を使って相手を制することを意識し、投げ技は全体的に相手主体で投げることを意識することに取り組みました。その中で自分の感覚とせいぶ館の方々に教えていただくことをすり合わせながらこなしていくのはとても大変でしたが、とても興味深く体の使い方は普段から意識するようになりました。受けに関しては自信はありましたが、取りに合わせて受けを変えれるように意識して取り組みました。ぎりぎりまで受けれるときはぎりぎりまで受けをとり、大きく崩されたときは前回りなど相手の力を吸収するようにしました。まだ、すべてそのような受けが取れるようになったわけではありませんが、かなり余裕を持った受けをとれるようになってきたように思います。初段に昇段しましたが、正直周りの有段者の方たちのレベルには到底及ばないような実力です。初段というスタートラインからもう一度合氣道の本質を追求していきつつ、日々の稽古に励んでいきたいなと思います。
nagn
今回の審査で2級に昇級させていただきました。ありがとうございます。
最近は、柔らかい受けを以前よりも体現できるようになったと感じています。せいぶ館の方に褒めていただくことも増え、とても嬉しく思っています。
その一方で、取りへの自信のなさが今の自分の1番の課題です。これは技への理解が浅いからだと考えています。例えば、普段自分は見たままに表や裏に入っていましたが、相手の近くに入るということはそれだけ攻撃されるリスクを背負っているということを教えていただきました。今までは技をかけることに必死で捌き方について考える余裕がなかったのだと思います。頭で考える前に体が反応できるようになるのが理想ですが、はじめの一歩としてこれからはもっと考えながら技をかけていきたいと思います。
今回の審査で初めて審査を受けた日からちょうど1年が経ちました。一教や四方投げといった同じ審査技でも、当時と今では全く見えている世界が違うように感じます。稽古をすればするほど熱意は燃えていく一方で、合気道が楽しくて仕方ありません。
1年前に審査後の黒帯の方々の演舞を目の前で見て、心の底から憧れたことを思い出しました。この気持ちを忘れずに、少しでも先輩方に近づけるようこれからも頑張っていきたいです。
tan
今回の審査で2級に昇級させて頂きました。前回の3級の審査の際、中尾先生より、もっと膝を緩めるようにと講評をいただきました。以前より、定期的にご指摘いただいていたのですが、つい棒立ちになっているところがよくありました。9月からの3ヶ月の間とにかく膝を緩めることを意識して稽古に励みました。そうすると自重をうまく使うことができ、技を楽にかけることができるようになりました。とにかく膝を緩め、重心を落とす。最初は膝を緩めることだけを考えて稽古をしていましたが、続けたことで、構えの時から自然と膝が緩むようになり、稽古の成果を実感できました。今回の講評でまだまだ緩めれるとの言葉をいただいたので、その点を意識しつつ稽古に励みたいと思います。
nago
この度、3級に昇級させていただきました。
今年の4月に新社会人になり、稽古のペースをなかなか上げることができませんでしたが、年内に審査を受けることができて良かったです。
以前は技の形を覚えるだけで必死でしたが、いくつかの技は徐々に自然と体が動くようになり、相手を崩す時のポイントや自分の重心などに意識を向けられるようになってきました。
審査を受けるにあたり、自分の技の動画を観たところ、自分の中心線で技をかけられていない点と姿勢が真っ直ぐすぎる点が自分の中で特に気になりました。
その2点を意識して審査に臨みましたが、審査後、姿勢をもう少し前にする意識を持つと腰への負担も軽くなるとアドバイスいただきました。自分が思っているよりもさらに意識しないと客観的には変わらないことを身に染みて感じ、これから稽古を積み重ねて改善していきたいと思います。
tus
今回の昇級審査で3級に昇級させていただきました。ありがとうございます。審査の練習では、肩に力が入ってしまったり、転身の際に頭が前に出てしまったりすることをご指摘いただきました。そのため、以降の練習では肩だけでなく、腕全体にも力が入らないように気をつけながら、一つ一つの技を丁寧にかけるように心がけました。今回で3回目となる昇級審査でしたが、未だに慣れず緊張し、審査の練習の成果を出せるか不安でしたが、本番ではリラックスして先輩方にご指摘いただいたことを意識して取り組めたと思います。審査後には、膝の緩みが不十分とのご指摘をいただきましたので、今後は膝への意識をより強めて、2級への昇級を目指して稽古に励みたいと思います。今年も残りわずかですが、改善すべき点を優しく教えてくださるせいぶ館の方々や、共に稽古をする熱心なサークルの仲間がいる恵まれた環境を当たり前と思わず、感謝の気持ちを大切にして来年も稽古を続けたいと思います。