まだ6月だというのに梅雨が明けてしまった最終週の日曜稽古後、大量の汗をかいたあとの生ビールは格別でした。
今日が最後の小畑さん。
道場近くに出来た中華料理店で壮行会をしました。
飲まない小畑さんを横目に、少しの罪悪感を感じながらもみなグビグビと、あっという間に飲み干していました。
多少のコミュニケーションの行き違いはあるものの、店員さんの暖かい接客と美味しい中華を囲みながら、60年以上も合気道を続けてこられた小畑さんのお話を少し伺うことが出来ました。
私はここ数年の小畑さんしか知らないですが、数人の方は学生の頃からのお知り合い、ということで、道着を巻いた黒帯を肩から提げて、高下駄で道場に通う美男子が小畑さんだったとか。
たまの板間の上での飛び受け身や座技などで、膝は血だらけだったとか。
はたまた、ちがう道場では歯を折るやら骨折?頭から落とされる?かされて救急車に運ばれるやら、、。
当時の稽古は命懸けなのですね。
小畑さんは、稽古の相手をして頂く時は、ほぼ100%微動だにしてくれません。
うんともすんとも。
ですが、必ずその後にどうしたらいいのかを教えてくれます。
「ここを意識したらどうや?」「最初にここを動かしてみたら?」
小畑さんならではの視点によるアドバイスのお陰で、身体のどの部分からくる気なのかを感じ取ることができた時は、不思議を通り越して新鮮な感覚を味わいました。
でも、一度くらいアドバイスを受ける前に、小畑さんに技をかけてみたかったです。
ビジターで来られる時には絶対!
来週あたりかな。
小畑さん、今までたくさんの教えを有難うございました。
次回はまた進化された技をかけてください。
香住鶴抱えて待っています。
テラコッタ色のTシャツ、とても良くお似合いでした。
miy