合気道 神戸せいぶ館|合気会|笑顔があふれる楽しい道場

N.B.(3級)

この2年間、毎週水曜日と金曜日の朝、アラームの音に苦しみながらも、6時の合気道クラスに間に合うように起きてきました。

K.先生、そして感謝道場の仲間たちとともに稽古をするこの時間。お互いに特別親しいわけではなくても、そこにはいつも、誠実さと安心感がありました。健康的な人間関係や「強い」共同体の中で自然に感じる、あの穏やかな信頼の感覚です。

もし私と合気道が「友達」だったとしたら、どんな関係になっていたでしょうか。

私は、面倒を避けたがり、飽きっぽく、そして忘れっぽい人間です。

一方で合気道は、静かで、集中していて、非常に鋭い存在です。

だから、合気道という友人と付き合うとき、私は決して焦らず、ゆっくりと向き合います。

時間をかけて、浸り、考え、そして少しずつ吸収していくのです。

その中で、日々少しずつ学んできたこと:

● 抵抗しないことは、決して「諦める」ことではない

● 意志と行動は常に一体であり、制御と調和の鍵となる

● 体を部分ではなく「全体」として使うこと

● どんな状況でも、中心(軸)を安定させること

● 動きのすべてが意図や力を露わにする必要はない

私は、この友人(=合気道)の複雑さと深さが好きです。

学ぶことが尽きることはなく、だからこそ飽きることもありません。

いつも新しい発見があり、これからも長く、この友人とともに歩み続けていくでしょう。

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