12月1日の昼休み、携帯に入っていたその報せに茫然となりました。
少し前に合気道はできないけど元気だと聞いていたのに、突然のお別れになるとは・・・
ぽっかりと穴が開いたように寂しい限りです。
少し前に合気道はできないけど元気だと聞いていたのに、突然のお別れになるとは・・・
ぽっかりと穴が開いたように寂しい限りです。
平成18年12月の演武会。
その年の3月3日に入会したものの、金曜日の夜の初心者クラスだけ月3回くらい
通っていた私は初めての日曜日の参加。無級だったので受け身だけの演武だったの
だけど、投げた相手が容赦なく投げたため、頭を打つというみっともない演武。
その後の直会で濱崎先生に言われたのが「君、受け身下手やなあ」。
これが濱崎先生との初対面であり、真っ先に出てきた一番の思い出です。
凄く凹みましたし、もう少ししっかり稽古しないとなあと感じたことを覚えています。
長い間、日曜日の2コマ目が濱崎先生の時間でした。
技に苦慮していると、スッと「何しとん?」と聞いてきて、手を取らせてスイっと技を
かけて「わかったか?こうするんやで」と教えてくれたことも多々ありました。
濱崎先生の技はしっかり持たせてくれることがあまりなく、誘い込まれるように技を
かけられたり、しっかり持った時でも手応えのない柔らかい感覚のまま技をかけられると
凄く奥深かったです。それも年々進化していたと思います。
不器用なりに少しでも濱崎先生の動きを習得したいなあと思っていましたが、それも
叶わぬものとなってしまい、とても悔しい思いです。
せいぶ館ホームページを見返してみれば、写真に写る濱崎先生はいつも笑ってました。
本当に笑った顔ばかりでした。
心より濱崎先生のご冥福をお祈り申し上げます。