Fw: 県民体育大会の感想文
3月2日に県立武道館で開催されました、日野皓正師範の講習会に参加してきました。
参加者は開始前に111名と発表があり、1区画の会場では少し狭い感じでした。
体の転換では、手の先がおなかの中心の先に行くように意識して転換すること、四方投げも真っ直ぐ振り上げて、中心に振り下ろす等、中心といったことを意識しての基本的な技での稽古でしたが、いざやってみると思うようにできているのか疑心暗鬼になったり、試行錯誤したりしているうちに、あっという間に終わってしまった感じです。
特に、座技の一教では、先に受けに正面打ちを打たせるように当て身をして、打ってきたところで受けながら反対の手で空いての脇腹に当て身を入れるような動きの手本を師範はやっていたのですが、いざ、やってみると自分はもちろん周りでも、ああでもない、こうでもないと思案していた方が多かったように思います。
講習会の閉会式では、日野師範は「今日やったことは忘れてください。日ごろ、道場で教わっている先生から教わったことを学んでください。」と言われていましたが、頭の片隅には置いておきたいと思うような、為になる稽古でした。
ただ、師範の手が取れなかったのが心残りでしたので、次の機会の時は是非手を取ってみたいと思います。