Fw: 濱崎先生追悼文 mat
合気道を始めて何年かして、5級、4級の審査を受けるためせいぶ館に通いました。
せいぶ館の稽古はテンポが早すぎてついていけず、技もよくわからないのでちんぷんかんぷんで戸惑っていた時、よく濱崎先生に指導していただきました。
ゆっくり、丁寧に、何回同じことを聞いても嫌がらず教えてくださったのですが、濱崎先生が
おっしゃった通りに動いたつもりなのに、ずっと「違う」と言われ、「何が違うねん」と
心の中で思っていたことを思い出します。
当時はよくわからなかったけれども、今思えばあれは達人の動きだから、私なんかに同じ動きができるわけがないということがよくわかります。
手を握ったと思ったら、なんでやっという間に気持ちよく転がされ、痛みや恐怖を感じさせず、合気道って楽しいんだなと思わせてくださるかたでした。
気さくで、いつもニコニコしていて、笑顔ばかりが思い浮かびます。
濱崎先生、たくさんの楽しい思い出をありがとうございます。



