二十周年記念大会に参加して
総勢350人が一堂に会する稽古というのは初めてだったので、その人数にまずは圧倒されました。
緊張するかと思いきや、N先生のスプリンクラー作動の話で笑いが止まらず、お陰様で変な力みもなく動くことが出来ました。
幸運にも間近で見られた道場長の俊敏かつ正確な一つ一つの動きに見とれていたと同時に、一コマ毎に動きを止めて解説をされている受けの方の身体の柔軟さに感心もしていました。
ひたすら転換だけをした直後、私の最も苦手な入り身投げとなり、ふと前を見るとそこにはN先生が。
普段受けをしてもらうことなんて滅多にないので、ここぞとばかりに「お願いします!」と張り切っていったらまさかの拒否…。ガーン。けれど、そんなことで怯む小娘ではもちろんなく、半ば強引にお相手をしていただきました。
パカパカ頭を打たれて、これまた笑いが止まらない。きっと少しネジが緩んでしまったのでしょう。N田さんに「端でしてはいけませんよ、危ないから」とご忠告されていたにも関わらず、最初から最後まで端にいましたし。
そんな調子であっという間の貴重な一時間半を、大勢の方の尽力のもと過ごせたことに、また感謝の一日でした。