栗林師範稽古会
一寸熱いなぁ‥の天候でしたが、他の道場から多くの人の参加もあり、気持ち
よく動けた稽古日でした。毎度の、的確な稽古への取り組み方の数々を指摘され、
あらためて、多くのヒントをもらえた2時間でした。
それにしても・・もったいない。師範稽古やのに、来た人はせいぶ館会員の5
分の1? もったいないな。
私は、お蔭で、せいぶ館の人との稽古は、二人でした。S藤さんとK山さん
と。・・遠藤先生が1,000人の人と稽古しましょうよ、と言われたのは50年ほど
前。
関空からマニラ、マニラからボホール島と初日は丸一日かけて移動し、二日目の朝稽古。海に面した屋根付き壁なしの道場で、初めて見たときは「屋外で合気道するの?」と少し驚きましたが、眺めも抜群、海からの心地いい風が入り、気持ちよく稽古できました。道場の横からは、ダイビングの準備をしている人々から物珍しそうに見られましたが、皆さんニコニコしており、自然に囲まれた環境で心が洗われる思いでした。二日目、三日目は、朝稽古終わりにシュノーケリング、スキューバダイビングをし、昼食後、市内観光に行った後、夕方にまた稽古と、なかなかハードな日程。夕方の稽古時には、朝よりも気温も上がっており、風もあまりなく、足はフラフラ。技が終わって、やっと休めると思ってときに、中尾さんに受けに呼ばれたときには、中尾さんから「恨めしそうな顔してるな」と一言。すいません、顔に出てしまいました。参加していたフィリピンの人々も私と同じぐらいの年齢で、結構皆さん休み休みの稽古でした。
シュノーケリングも、スキューバダイビングも久しぶりの体験でしたが、ダイビングのインストラクターでもあるレイさんが丁寧に教えてくださったおかげで満喫させていただきました。このリゾートは、屈指のダイビングスポットとのことで、別のホテルに宿泊されている方も続々と来訪されており、海の中には、カラフルな魚や、壁のように見える大群の魚等、なかなか見られない景色を堪能させていただきました。
滞在の間、至れり尽くせりで歓待して頂いたフィリピンの皆様には本当に感謝いたします。
合気道、スカイが良かった。👍いっきにたおせてえらくなった気分。
カのせいであしがふくれあがってイヤになった。でも、フィリピン限定のランゾネス(フルーツ)がおいしかった。
実は出発前のやり取りは、多少、不安を感じまた。滞在先のホテル名を問い合わせても、1度目はスルーで完全無視。2度目は、「大丈夫ですよー」なお返事。おそらく事前に教えてもらえないなと諦めていたら、数日後にサラッと連絡くる。出発の2日前(!)になって、アレルギーとか食べれない物あるかと確認される。南国の時間に私は馴染めるかなぁと感じつつの出発でした。(今思うと、私自身もパスポートの受け取りが出発の5日前で、かなり南国時間。)
滞在中は、その場で自由にプランを考えてくださり、のんびりと過ごさせていただきました。
どこか行きたいところを聞かれる→娘の希望「ハロハロ(パフェ)を食べたい」→空港でショップをだしている有名蜂蜜店のカフェへ。
ココナッツを切るナイフの話から、フィリピンのナイフと剣の専門店へ。
ホテルで飼っている猫が明子さんの椅子を占領。猫の名前がトィンクル。そこから、星の話になり、食事後にホテルのビルの屋上に上がって、大パノラマで星空を堪能。と、無理なくその場の流れで楽しめるようにプランを組み立ててくださいました。
滞在中に流れる雰囲気は全体を通して、本当に、のんびりしてリラックスしたものでした。また自由でのびのび。そのような空気感は普段の生活にも、合気道にも、必要かもしれません。少なくとも、どちらも豊かにしてくれるものではないでしょうか。私の足りない部分ですので見習いたいと思います。
さて、遠征全体の印象をお伝えしました。文章力のない私は、ホテルの部屋から道場までの写真をまとめましたので、フィリピンのボホール島遠征の雰囲気を味わっていただければと思います。
①部屋
窓からダイビング などの練習をするプールが見えます。
もちろん自由に泳いでOK!毎朝、掃除されていて綺麗です。
右のドアが松田さんのお部屋。真ん中が栗田家。左端のドアが中尾先生ご夫婦。
②道場までの道〜道場
YOGAとかいてあるのが、道場です。
部屋からレストランまで徒歩1分。
レストランからダイビングなどで海に入るところまで徒歩2分。
ダイビングスポットの隣が道場です。
最後に、普段の自分を振り返る機会を与えてくださった中尾先生と、娘と私に素晴らしい経験をさせてくださったフィリピンの合気道仲間の皆さんに、心より感謝申し上げます。