明けましておめでとうございます。
今年も元気に稽古しましょ。
初稽古は4日(水)9:30〜11:00。
あっという間の6回の授業でした。
ご多忙の中ご助力頂きました皆様、本当に有難う御座いました!
皆様の助けなしにはこうして大きな怪我もなく乗り越えることは出来なかったです!
今回、何を合気道の授業の目的にするのか。あれこれ悩みました。
・勝ち負けの無い特異な武道における和合の精神とそれを体現する技の型?
・「礼」を中心とした相手を尊ぶ精神性やそれを体現する所作?
・女子校なので実用的?な護身術としてのテクニック?
・規範合気道?或いは「気もちが体を動かす」ことが分かりやすい技?
・効かせることは諦めて、とりあえず安全な型だけの体操?
予てより人に教えるのは苦手な性分である上、そもそも自分もまともに会得できているのか怪しく、最終的には背伸びせずに楽しく出来ればよいな〜、と挑んだものの、、、あれよあれよと言う間に時間は過ぎていきました。
タイミングよく受講させて頂いた本部の研修会では、本部師範から直々に「道場での稽古は授業には持ち込まないこと。逆もしかり。」ということで、学校授業は本来の合気道とは別物であると考えるように、という貴重な学びをいただきました。が、折角だし技は効かないと面白くないし、もっと合気道の楽しさを垣間見てもらえる、安全で良い方法があるに違いない!と欲張ってしまったのが裏目に出ました。
本当に難しかったです。しかし、多くの学びを頂きました。お付き合い頂いた生徒の皆さん、先生方には本当に感謝です。もしまた機会があるのであれば、もっとシンプルに、もっと楽しくさせて頂けたら良いなと思います。
何とも微笑ましい騒々しさで始まりましたが、柔らかな物腰のHさんの姿勢と言葉に、生徒達も次第にピシッと締まっていき、4つの技の演武をこなしました。
受けと取りが逆になったり、技をしっかり覚えていない、という子も見受けられましたが、それなりに形になっていたと思います。
余った時間で護身術を、ということになり、チカン役のHさんの手を上手に振り切った細身の女の子にはビックリでした。
他の子達も実際に使える技にワイワイ盛り上がり、最後の授業は楽しく終えることが出来ました。
今回習ったことが、彼女達のこれからの人生に少しでも役に立てることを願って、青い春をちょっぴり羨ましく感じた、”お兄さん”ならぬ”おばさん”でした。
Fw: 山手の青い春 中学校合気道授業 最終日 hir 続きを読む »
昨年度と同様竹で行うと伺っていたので,久しぶりの竹稽古に少し懐かしみを感じていました。徒手稽古も半分ぐらいはできたので,それはそれで合氣道の良さを伝えれる気がして楽しかったです。やってみると面白いことに,みんな竹稽古の方が力の出し入れがしやすいのか,飲み込み方がはやかったですね。一方徒手稽古は何をしているかさっぱりというような子たちが散見されました。それでも色々な技をしていく内に,何かしらのコツをつかみ,それを相手に共有している姿が印象的で,素晴らしかったです。
そういえば,去年中学2年生の子たちが3
年生となり,授業に臨んでいましたが,みんな受け身の形などを覚えていて,非常に感心しました。特に,去年前回り受け身まで覚えたスーパー少女もしっかりとその才を発揮していました。センスのある子はすごい一生懸命に授業に取り組んでいたので,ぜひともせいぶ館への入会を勧めたいところですね。
なにはともあれ,すこしでも合氣道の良さが伝わったら嬉しいなと思います。来年からは,徒手稽古だけになるといいですね。